2.知り合いから남친(彼氏)までの道のり。

안녕하세요.松本です☆

今日は2弾に引き続き、私の経験を基に、

韓日間の恋愛についてお話しします。

前回は主人(その頃はオッパと呼ぶ)が

初めて私にプレゼントをくれた時のお話でした。

今回はオッパに対していまいち

ピンとこない状態から

私が彼を意識するようになった

きっかけとなるエピソードをお話しします。

忘れもしません。あの寒い日。

マイナス7度の中、外に立っていると

皮膚の感覚がなくなるような日でした。

その頃、オッパは私が住んでいる所から

なるべく近い所にいるため、

自分のお兄さんの住むスウォンに

仮住まいしていました。

彼は軍隊を卒業し、3ヶ月ほど経った頃でした。

その日は私とオッパはスウォン駅で

会う約束をしていましたが、

私は日にちを別の日と勘違いし、

それに気づいたのは約束の時間から

4、5時間経った後でした。

オッパも私もその頃は携帯を

持っていませんでしたし、

その日に限って私は外に出かけていたので

オッパと連絡の取りようがありませんでした。

またお兄さんに何度電話をかけても

連絡が通じませんでした。

焦った私は電車に飛び乗り、

スウォン駅に向かいました。

「あぁ...大変なことをしてしまった」

「怒ってるやろうな..」

「まさか、もう待ってないやろ...」

色んな考えが頭をグルグル回る中、

もう取り返しのつかない事に私は

ぐちゃぐちゃ考える事しかできませんでした。

スウォン駅に着いた時は

既に約束の時間から7時間が経過していました。

私はまずお兄さんに公衆電話から電話をかけ、

やっと通じたお兄さんから衝撃的な話を聞いたのです。

「弟から電話がかかってきて、

ずっと待ってるというから

とりあえず家に戻るように話した。

でもそれはできないって言うんだ。

君が外国人だから自分が家に戻ってしまったら

大変なことになるかもしれない。

だから自分はここで待つ。

いくら説得してもそういうんだ。

駅を出た広場で今も待っているに違いない。」

「まさか...」

「マイナス7度の中、7時間?」

「うそやろ....」

私は恐る恐る広場に出てみると、

一番真ん中のよく見える場所に

オッパは立っていました。

申し訳なさ過ぎて私は顔を上げることも

できないまま彼に近づいていきました。

オッパは目に見えるくらい

大きく震えていました。

「オッパ.....」

私が恐る恐る彼を見ると、

オッパは満面の笑みを浮かべて一言。

「大丈夫だった?」

私は何かにぶち抜かれたような衝撃を受けました。

オッパはマイナス7度の中、

7時間も待たせた私に怒ることも、

理由を聞くこともなく、

ただ私を心配してくれていたのです。

その時からです。

私の心は少しずつ動くようになりました。

私の苦手な韓国風の熱い、

甘い言葉を何度聞かされても

動揺することがなくなりました。

私の目の前で大音量、

しかもアカペラで熱唱されても

私は受け入れられるようになったのです!

こうして私は韓国の恋愛にはまっていくようになります。

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