안녕하세요. 松本です。
私が韓国の大学院にいたときの話です。
学科の教授と学生たちがみんなで登山に行き、頂上まで行って帰ってきたら、ふもとで食事をする機会がありました。
そこには韓国人学生と数人の日本人学生がいましたが、お腹がペコペコだった私は教授が前で話をされているのを半分だけ聞きながら、サンチュにお肉を蒔いてそれはそれはおいしく食べていました。後から他の学生に何のお話をされていたのか、聞いたのですが、その時、その教授は日本の京都に留学しておられた時のお話をされていたそうです。
「京都の女性は本当に女性らしく、美しい」
「日本人女性は着物文化があるので、座る時もきちんと正座をし、その姿は女性の美の象徴だと言える」
「私はこれまで一度も日本人女性が立膝をついて座っているのを見たことがない…」
教授が全員の前でそんな話をされていた最中でした。
そこにいたほとんどの人たちが、しれーっと、私を直視するではありませんか…
話も聞かず、お肉のおいしさに酔っていた私は....
えっ?! なに………????
私は立膝をつきながら、お肉をほおばっていたのです
!!!!!!!
そこにいた人たちは私が日本人であることはみんな知っていました。
その教授の気まずそうな顔といったら…
教授は「まあ、たまには例外もあるでしょうけど」と付け加え、その場の雰囲気をなごませました。
韓国で言う正座(正式な座り方)は日本式の正座ではなく、立膝をついたり、またあぐらをかくのです。チョゴリがきれいに見える座り方というわけです。
ちなみに韓国で日本式の正座をすると、ものすごく怒られて罰を受けていると思われ、心配されるので、みなさん、気をつけてくださいね。
안녕~~~~💛